×

板倉滉 左足首手術後ぶっつけ本番へ日独徹底サポート ボルシアMGスタッフ来日で“マンマーク”

[ 2023年12月30日 05:00 ]

<サッカー日本代表練習>練習後、ボルシアMGの関係者と話した板倉(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表は29日、来年1月1日に国立競技場で行われるタイ代表との国際親善試合に向けて千葉市内で調整した。10月末に左足首を手術したDF板倉滉(26)はぶっつけ本番で臨む見通しで、今合宿には所属するドイツ1部ボルシアMGのスタッフが同行していることも判明。メンバー入りが確実な来月12日に開幕するアジア杯にも、“日独タッグ”の徹底サポートで臨むことになる。

 約1時間半の練習を終えると、ピッチ脇には身長2メートル近い一人の外国人と談笑する板倉の姿があった。日本協会関係者によれば、その“謎”の人物は、板倉が所属するボルシアMGのメディカルスタッフで、今合宿に合わせて来日。板倉の一挙手一投足に目を光らせているという。

 目的は、もちろん板倉の状態チェックだ。板倉は10月27日に左足首を手術。骨軟骨片が関節内を移動して痛みが起きる関節内遊離体(通称ネズミ)を除去する簡単な手術で、板倉は28日に取材対応した際にも「気持ち良くサッカーに集中できている。ポジティブな手術だった」と問題なしを強調していた。

 それでもボルシアMGにとって主軸を担う板倉は、失うことができない“財産”。術後はまだ公式戦に出場しておらず、日本協会との連携で今合宿でも徹底サポートを決めたもようだ。複数の関係者によれば、板倉はタイ戦後、ドイツに戻って再度メディカルチェックを行う見通しという。

 関係者によれば、左ふくらはぎの負傷で戦線離脱中のアーセナルDF冨安もアジア杯に間に合う見通し。三笘の出場は微妙だが、「(アジア杯も)問題なくいける」と話す板倉が、万全の状態で臨めるのは森保ジャパンにとって朗報だ。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2023年12月30日のニュース