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遠藤航がダメ押し弾の起点 「慣れてきた頃にアジア杯で抜けるのは残念」とクロップ監督

[ 2023年12月27日 10:53 ]

イングランド・プレミアリーグ   リバプール2―0バーンリー ( 2023年12月26日    英国・ロンドン )

バーンリー戦でプレーする遠藤航(ロイター)

 リバプールの日本代表MF遠藤航(30)がバーンリー戦で公式戦7戦連続先発を果たし、ダメ押し弾の起点となって2―0の勝利に貢献した。

 1―0後半45分にこぼれ球に素早く反応して相手より先に触って速攻につなげ、最後はFWジョタが相手を突き放す一撃を決めた。その3分前には自陣で不用意な横パスを奪われてシュートまで持ち込まれて冷や汗をかく場面もあったが、ミスを帳消しにする活躍でリーグ戦3戦ぶりの勝利を支えた。

 クロップ監督はリーグ戦3試合連続でフル出場と調子を上げている日本代表に関し「彼のプレーが大好き。なんという選手なんだ。慣れてきた頃にアジア杯で抜けてしまうのは残念だが(来年1月1日の)ニューカッスル戦はまだここにいる。少し時間はかかったが、彼が実力を証明しているのはうれしい」と称えた。

 リバプール・エコー紙は遠藤をチーム最高に並ぶ8点と高く評価。前半40分に左足でコースを突いたシュートを放ち、相手GKトラフォードに弾かれた場面にも触れ「終盤のパスミスは別として、印象的なプレーでトラフォードの好セーブを誘った。素晴らしい努力で2点目につながる重要な役割」と称賛した。

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