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横浜 仁川にボール保持率72%と圧倒も1―2で敗戦 ACL1次L首位陥落 喜田主将「悔しい」

[ 2023年11月28日 21:30 ]

横浜・喜田主将
Photo By スポニチ

 ACL1次リーグG組の横浜F・マリノスは敵地で仁川(韓国)に1―2で敗れ、首位から陥落した。

 9月のホームでの仁川との一戦はボール支配率63%と主導権を握りながら相手のカウンター攻撃に沈んで2―4で敗戦。この日も前半はボール支配率66%だったが、再びカウンター攻撃を食らった。前半11分にカウンターで右サイドの突破を許すと、GK一森が一度は相手のシュートをはじいたが、こぼれ球を押し込まれて先制点を許した。その後、前半33分にはFWエウベルがミドルシュート、36分にはエウベルの浮き球パスに抜け出したFW水沼が決定機を演出したが、いずれも相手GKが好セーブ。38分にはゴール前のFKでDF松原がそらしたボールをDF吉尾がシュートしたが、惜しくもクロスバーを叩いた。

 再三の決定機を逃して迎えた後半22分には自陣でのパス回しを奪われて嫌な形で2点目を失った。後半38分にエウベルのゴールで1点差に迫った。だが、試合を通じてのボール保持率は72%と圧倒しながらあと1点が遠かった。

 25日に神戸がJ1初制覇を達成し、連覇を逃してから迎えた仕切り直しの一戦。勝てば1次リーグ2位以上が確定する一戦だったが、まさかの敗戦で首位から陥落し、1次リーグ敗退危機。リーグ戦優勝消滅のショックを結果で払拭することができなかった。主将のMF喜田は「勝ちにいったけど、これだけサポーターが来てくれた中で勝利を届けられなかったのは本当に悔しく思うし、申し訳なく思います。チャンス自体は凄くつくっていたので、最後の決めきるところの精度が伴わなかったのが悔しい。それも自分たちの力だと思って、力を上げていくしかない。次はホームでできるし、勝ちだけを目指す。サポーターもこれだけきてくれて後押ししてくれた。彼らの姿勢に本当に感謝していますし、最後勝ちを届けてグループステージ突破を決められるようにしっかり戦いたい」と話した。

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