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森保監督 シリア戦開始時間変更に「アジアの中で不測の事態はたくさん」「現実の中でベストを尽くす」

[ 2023年11月8日 16:05 ]

<サッカー日本代表メンバー発表会見>会見に臨む森保監督(撮影・西海健太郎)
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 日本サッカー協会は8日、11月の26年W杯アジア2次予選の2試合に臨む日本代表メンバー26人を発表した。16日に大阪のパナソニックスタジアム吹田でミャンマー代表、21日にサウジアラビア・ジッダでシリア代表と対戦する。

 体調不良で10月の活動から外れたMF三笘薫(26=ブライトン)やMF堂安律(25=フライブルク)が復帰。負傷離脱中のDF板倉滉(26=ボルシアMG)とMF旗手怜央(25=セルティック)は選外となった。また、C大阪のDF毎熊晟矢(26)は親善試合以外では初の代表入りとなった。

 森保一監督はアジアサッカー連盟(AFC)がシリア戦の開始時間が午後8時から午後5時45分(日本時間午後11時45分)に変更となったことについて言及。試合直前に突如2時間15分も試合開始時間が繰り上げとなったが「決定事項の中でベストを尽くすということを考えないといけないと思う。現実の中で我々が勝つために最善の準備ができるかということと、試合中にチームとしてつながりを持ってその時の最大のパフォーマンスができるということに気持ちを持っていかないといけない。現実の中でベストを尽くす、現実の中で勝っていくということができるようにこれまでも考え方を共有してきました。特にアジアの戦いの中で不測の事態、思ってもみなかったアクシデントはたくさんあります。それをネガティブに考えるよりも現実の中で勝っていくためにやる。アクシデントなど想定外のことが起こった中で、その中で勝っていってその経験で大きくなれるということを考えながら戦っていきたいと思います」と話した。

 試合が行われるジッダの11月の平均気温は27度だが、日中は30度を超える日も多く、日没後の試合を想定していた日本にとって暑さとの戦いも強いられることになる。それでも森保監督は「時間が変わって気温とかいろいろなことが出てくるかと思いますが、それも含めていろんなことを想定してやった中で起こり得る環境への対応をしっかりしていきたいと思っています」と話した。

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