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DFの冨安がアーセナルの歴代日本人選手1号弾 過去3人はリーグ戦の出場自体が宮市の1試合のみ

[ 2023年10月29日 09:50 ]

イングランド・プレミアリーグ   アーセナル5―0シェフィールド・ユナイテッド ( 2023年10月28日    英国・ロンドン )

右足でゴールを決める冨安健洋(AP)
Photo By AP

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋(24)が加入3季目で待望の初ゴールを挙げた。3―0の後半21分から右サイドバックで出場すると、4―0のアディショナルタイムに右CKのこぼれ球を右足で蹴り込んだ。

 アーセナルに所属した日本人選手では意外にも唯一のDFである冨安が初ゴールを記録した。01~02年シーズンに所属した稲本潤一は欧州チャンピオンズリーグとイングランド・リーグ杯で計4試合に出場したが、無得点でプレミアリーグは出場なし。

 11年加入の宮市亮は他クラブへの期限付き移籍を繰り返す間に15年までの在籍でリーグ戦1試合を含む公式戦7試合に出場したが、やはり無得点に終わった。16年加入の浅野拓磨は他クラブへの期限付き移籍が続いて公式戦の出場自体がなかった。

 冨安はプレミアリーグ出場50試合目の節目に初ゴール。今季はここまでリーグ戦の先発は1試合にとどまっているが、リーグ優勝13回の名門で積み上げてきた実績は歴代日本人選手の中では群を抜いたものになっている。

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