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FC大阪、J2クラブライセンス不交付に「納得いくものではない」 現在5位も昇格の道絶たれる

[ 2023年10月24日 18:28 ]

 Jリーグは24日、理事会で24年シーズンのクラブライセンス判定を発表し、J3で戦うFC大阪はJ2クラブライセンスが不交付となった。

 FC大阪もリリースを発表し、J2クラブライセンス不交付となった理由は、J2クラブライセンス交付規則における競技基準S.02「アカデミーチーム(U―15チーム)」が未充足のため、と明記した。

 FC大阪は現在、J3で5位。残り6試合でJ2に昇格できる2位以内に入る可能性を残すが、仮に2位以内に入っても、昇格できないことになった。

 判定を受け、クラブの近藤祐輔社長は以下のようにコメントした。

 「この度、2024シーズンに関するJ2クラブライセンス判定結果が不交付となりましたことをご報告させていただきます。

 クラブとして今季のJ2昇格を目指して挑戦しておりましたが、このような結果となり、今季の昇格を目指し全力で戦ってくれていた選手スタッフはじめ、ファン・サポーターの皆様には、大変申し訳なく思っており、非常に悔しい気持ちでいっぱいです。

 そして、パートナーをはじめとするステークホルダーの皆様にも、昇格へのご期待をいただいておりましたので、クラブにとって非常に残念な結果となってしまいました。

ライセンス申請に向けてご協力をいただいた関係各位の皆様にあらためて感謝申しあげます。

 今回、Jリーグクラブライセンスの基準に対しての相違がありましたが、昨今、スタジアム要件の不確定要件が残されていても、暫定的特例処置でクラブライセンスが交付されているクラブが多くある中、アカデミーのライセンス基準に対して、リーグの指導のもと進めてきたのにも関わらず、今回の理事会での不交付となったことは、我々にとって納得のいくものではありません。

 しかし今回のことを真摯に受け止め、FC大阪はここで立ち止まらずJ2クラブライセンスにおける課題を解決し、さらなる飛躍を目指して挑戦して参ります」

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