左足首負傷の中村敬斗　車いす移動　伊藤洋らも離脱　予期せぬ事態続出

車椅子に乗り神戸に向かう中村敬（撮影・小海途　良幹）
Photo By スポニチ

　サッカー日本代表はカナダ戦から一夜明けた14日、新潟からチュニジア戦（17日、ノエスタ）が行われる神戸に向けて移動した。カナダ戦で左足首を負傷したMF中村敬斗（23＝Sランス）は車いすで移動するなど早期復帰は厳しい状況。DF伊藤洋輝（24＝シュツットガルト）もコンディション不良でチームを離れるなど、チュニジア戦を前に日本の左サイドにアクシデントが相次いでいる。

　中村は松葉づえをついていた。前日のカナダ戦で史上5人目となる国際Aマッチデビュー戦から4戦以内で4得点の偉業を達成した23歳はタクシーで新潟空港に到着すると空港内では車いすに乗り換えて移動した。後半途中、相手選手からファウルを受けた患部はテーピングが施され、軽傷ではないことが見て取れた。

　一夜明けても痛みが引かないため、この日の練習を欠席して宿舎で療養していた。このまま代表に同行する予定だが、試合に出場できる状態に戻るかは不透明だ。

　また腰の張りを訴えていたDF伊藤洋も離脱することが発表された。左サイドではMF三笘が体調不良で不参加。代役で初招集のMF奥抜も体調不良で離脱するなど予期せぬ事態が続いている。