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サッカー殿堂に「キャプテン翼」高橋陽一氏ら掲額

[ 2023年9月10日 17:10 ]

日本サッカー殿堂掲額式典に出席したセルジオ越後氏ら
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会の第19回日本サッカー殿堂掲額式典がサッカーの日の10日、都内の日本サッカー協会で開催され、元国士舘大監督の大澤英雄氏、元日本サッカー協会会長の大仁邦弥氏、元藤和不動産選手のセルジオ越後氏、キャプテン翼の作者・高橋陽一氏、11年の女子W杯ドイツ大会で優勝したなでしこジャパンが掲額された。

 式典では、ドイツ出張中の田嶋会長がオンラインで開式の辞を述べる予定だったが、機材のトラブルで急きょ、会場にいた岡田副会長が代役を務めるハプニングも。長年の普及活動が評価された越後氏は「普及はサッカーファンを1人でも増やすこと。これは狙ってもらえるものではない。いろいろな人に支えられたおかげ」とあいさつ。高橋氏も81年に連載をスタート、「現実の世界になってほしいと願いを込めて書いていた。どんどん世界に近づいている」と話した。

 大澤氏は「サッカーを始めたのは中学2年生で、最初の目標は指導者になることだった。いろんな指導者に会ったが、各々教えてくれることが違った。上手になるには何を求めればいいのかと思った」と振り返る。大仁氏も「98年の苦しさは忘れられない」と初めてW杯に出場した98年W杯フランス大会を振り返った。

 また、なでしこジャパンを率いた佐々木則夫氏も女子サッカーの普及のために「高橋さんにお願いしてキャプテン翼の女子版を書いてほしい」とアピールした。

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