ACLプレーオフに臨む浦和のスコルジャ監督「我々にとって魔法がかかったような場所」埼スタで勝利つかむ

ACLプレーオフの理文戦（香港）に向けて埼スタ内で前日の公式会見に臨んだスコルジャ監督とDF酒井宏樹
Photo By スポニチ

　まるで“魔法にかけられた”本拠地・埼玉スタジアムで理文（香港）を迎え撃つ。浦和は22日、アジア・チャンピオンズリーグのプレーオフに臨む。21日は同会場内で公式会見が行われ、マチェイ・スコルジャ監督と主将のDF酒井宏樹が出席。本選出場を懸けた一発勝負での必勝を誓った。

　チームにとって、埼スタは特別な場所だ。それは今季から指揮を執るスコルジャ監督にとっても変わらない。5月6日にはアルヒラル（サウジアラビア）をACL決勝の第2戦で1―0で破り、大会史上最多となる3回目の優勝を飾った。今季のリーグ戦では7勝4分け1敗（うち2勝は浦和駒場）。サポーターの大声援を受け、ピッチでは選手たちが躍動する。

　指揮官は、そんなホームを“マジックスタジアム”と表現した。「この埼玉スタジアムは我々にとって魔法がかかったような場所。ホームとアウェーの試合を比較すると、埼玉スタジアムでは実力以上の力が出せている。このマジックスタジアムでプレーできることを監督としてうれしく思う」。勝てば天国、負ければ地獄。そんな重要な一戦で、魔法のようにも感じられる後押しとともに勝利をつかみ取る。