遠藤航　1得点1アシスト！シュツットガルトが最終節を前に降格圏脱出！

ドイツ1部   シュツットガルト4―1マインツ （ 2023年5月21日 ）

遠藤航（AP）
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　シュツットガルトのMF遠藤航（30）がドイツ1部でのシーズン自己最多を更新する5点目を決めて4―1の勝利に貢献し、チームを1部残留圏の15位に引き上げた。降格圏の17位に沈んでいたシュツットガルトは1点を追う前半41分に相手のCKから高速カウンターを展開。相手選手のクリアボールを左足でトラップした遠藤が、浮き球を右足でゴール右隅に蹴り込んだ。

　ドイツ1部参戦4年目で昨季の4得点を上回る一撃。1年前は入れ替え戦出場圏の16位でケルンとの最終節を迎え、終了間際に遠藤が決勝ヘディング弾を決めて15位だったヘルタを得失点差で逆転するという劇的な形でチームを残留に導いた。

　今季もここまで苦しい戦いが続いていたシュツットガルトだが、後半19分に勝ち越すと同33分にも遠藤のアシストで3点目。終了間際にもDF伊藤洋輝（24）が起点となって4点目を加えた。勝てば自力で1部残留が決まる安全圏の15位に浮上して27日の最終節はホッフェンハイムと対戦する。

　ただし、入れ替え戦出場圏の16位ボーフムとは得失点差、降格圏の17位シャルケとは勝ち点1差しかない。ボーフムにはFW浅野拓磨（28）、シャルケにはDF吉田麻也（34）がそれぞれ所属。最終節で残留を争う当該チーム同士の直接対決はないが、W杯カタール大会の日本代表メンバーが1部生き残りをかけて争うことになる。