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権田修一「永嗣さんの存在はデカい」 W杯での日本代表GKの関係性とは?ライバル・シュミットにも感謝

[ 2023年1月18日 20:55 ]

笑顔を見せる(右から)川島、権田、シュミット
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表のGK権田修一(33=清水)が18日に更新されたYouTubeチャンネル「内田篤人のSDGsスクール!」にゲスト出演。FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会での日本代表GK3人の関係性を明かした。

 今大会の日本は、1次リーグでドイツ、スペインと強豪2カ国を撃破するジャイアントキリングを起こして、グループリーグ首位通過で決勝トーナメントに進出。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアと対戦。延長戦でも決着はつかず、試合の行方はPK戦へ。PK戦は1―3で史上初となる8強入りに届かなかった。

 日本代表はGKで権田の他に川島永嗣、シュミット・ダニエルが選出されていた。内田氏から3人の関係性を聞かれると権田は「永嗣さん居たらギクシャクしなくないですか?それだけ(川島の)存在はデカいです」と答えた。そして「永嗣さんは居てくれてよかったと思います」と語り、ドイツ戦の前日に川島が権田へ「権ちゃんそんなに心配してないけど、権ちゃんなら大丈夫だから」と言葉を送ってくれたエピソードを明かした。

 権田にとってそのひと言には色んな意味が込められていた。「僕はブラジル大会の時は追っかけている立場だったので、永嗣さんにそのひと言を言ってもらえてすごく安心できたんですよ。“俺は出る気ないよ”じゃなくて自分が出場するところやった上で毎試合たくさん声かけしてくれるし、スペイン戦の後は“お前よくやった!”とか言ってくれて自分の中では凄く嬉しかったです」と告白した。

 シュミットに関しては「ダンと呼んでるんですけど、皆さん最後まで権田が出るのかダンが出るのかってなってたと思います。僕とって最高のライバルだった」と言い表した。

 そして今回のシュミットを見て、権田は過去の自分を反省したという。「ブラジル大会では川島のライバルになれなかったんですよね。永嗣さんが試合に出る。西川選手がライバルだった。僕は若手枠と勝手に思っちゃって、“俺も出る!”じゃなくて最初からチームのために何ができるかというスイッチになっちゃったんですよね」と口にした。「今考えると永嗣さんがそのテンションでやってくれる。ダンがライバルで居てくれてことが自分にとっては大きかったですね」と2人のGKに感謝した。

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2023年1月18日のニュース