神戸・DF菊池流帆、10日の名古屋戦「勝つだけ。それだけ」　“雑草魂”で残留争いするチームに白星を

名古屋戦へ向けて気合を入れる神戸DF菊池（C)VISSEL　KOBE
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　神戸は10日にリーグ名古屋戦（ノエスタ）を迎える。7日の天皇杯準々決勝・鹿島戦で、右膝後十字靱帯損傷から約1カ月半ぶりの復帰となったDF菊池流帆はスタメン復帰が有力。「勝つだけ。それだけ」と言葉に力を込めた。

　圧倒的な空中戦勝率を誇るセンターバックは、素速く背後を突いてくる名古屋の攻撃陣に対しても「僕もトゥーレルもスピードにも自信がある。負ける気はしない」とキッパリ。天皇杯敗退後もJ1残留へ向けて前向きな言葉を残していたが「残り8試合全て勝つ気でいるから」と前を見据え「チームのために全力で戦うだけ。その先に残留がある。本当にやるだけです！！」と口にした。持ち前の雑草魂は、残留争いをするチームにとっては大きな存在だ。

　「試合に出て力になりたいと思っていた。目の前の試合を一つ一つ、全力でやるだけ」

　泥臭くても不格好でも良い。戦う姿勢を90分間出し続け、チームに公式戦3試合ぶりの白星を呼び込む。