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C・ロナウドが古巣・スポルティング移籍か? チェルシーと接触の報道も

[ 2022年6月26日 21:05 ]

マンチェスターユナイテッドのC・ロナウド(ロイター)

 サッカーのイングランド・プレミアリーグでマンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37)に移籍の可能性が浮上していると複数の英メディアが25日に伝えた。

 サン紙はC・ロナウドが2003年まで在籍したポルトガル1部の古巣スポルティングに移籍する可能性を伝えた。マンチェスターUでタイトルが遠のいていることに不満を抱いているといい、関係者は「スポルティングは、ポルトガル代表FWがタイトル獲得を強く望んでいることを知っている。マンチェスターUでは実現に遠く、37歳のロナウドも時間があまり残されていない。そのため、母国のホームクラブでプレーすることがキャリアの終わらせ方として最良のように思える」と話した。スポルティングはすでにC・ロナウドと接触し「マンチェスターUを離れたいと思っているなら獲得に興味がある」と伝えたという。

 C・ロナウドの母ドロレス・アベイラさんは熱烈なスポルティングのサポーターとして知られ「私が死ぬ前に、あなたがスポルティングに復帰する姿が見たい」と本人に訴えたこともある。古巣復帰となれば、スポルティングへの移籍が秒読み段階と伝えられる日本代表MF守田英正(27)との共闘も実現する。

 一方、英スポーツ専門サイトのアスレティックはチェルシーへの移籍の可能性を報道。新オーナーとなったトッド・ベーリー氏(48)がC・ロナウドの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏(56)とポルトガルで交渉の席についたという。現時点でチェルシーが正式なオファーを出したか不明だが、チェルシーではベルギー代表FWロメル・ルカク(29)をセリエAインテル・ミラノにレンタルで放出すると伝えられており、ストライカーの補強が急務となっている。

 C・ロナウドは来季に向けて「マンチェスターUにいて幸せ。エリック・テンハグ監督は経験豊富で、アヤックスでも素晴らしい仕事をした。来季はトロフィーを獲得できると信じよう」と前向きな発言を残しているが、クラブの補強戦略に不満を持っているとも伝えられ、英メディアでは去就に注目が集まっている。

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2022年6月26日のニュース