日本代表MF原口元気「必ず自分の力が必要になる時が来ると信じて」打倒サウジへ準備

日本代表の原口（手前）と久保
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　日本代表のMF原口元気（30）が30日、オンライン取材に応じ、W杯アジア最終予選サウジアラビア戦（2月1日、埼スタ）へ、意気込みを語った。先発出場は昨年9月オマーン戦を最後に以後は出場しても途中からの起用が続く。以前の原口なら「怒り」「悔しさ」ばかりが前面に出ていたが、30歳となった今は「ポジティブ」さも加味している。

　「ピッチに立てないときはやはり悔しい。オフ・ザ・ピッチで何かをしたいというのは正直、選手としては違うと思うので。ただ必ず自分の力が必要になるときが来ると信じて、そのときを楽しみにポジティブにやっていくだけかなと。（以前は）怒り、悔しさを前面にぶつけてましたが、今はそれプラス、ポジティブさを表現できてる。年齢的にもただイライラしてるのもあれなので半分は自然、半分は意識的にですが、いい準備は出来てると思います」。

　前回10月のサウジアラビア戦は0―1で悔しい敗戦を喫した。W杯切符を占う上でも、意地とプライドに懸けても絶対に負けられない大一番だ。

　「前回は前半、受け身になる時間帯もあった。ホームなので前回よりもアグレッシブに戦いたい。相手はボール回しに凄く人数をかけるので取り切るのは難しいが、プレッシャーをかけて主導権を握りたい。ゴール前には人数をかけてこないので正直、ポゼッションからの崩しには怖さはない。奪った後、カウンターをするとき以外の時間帯にうまく回すことが大事になる。サウジに負けてからは勝ち続け、方向性、戦う姿勢、全てにおいて良くなってる。それを表現するだけです」。