×

「ミスター・トリニータ」高松氏 大奮闘の大分に「J2に落ちるチームじゃないよな、と思う」

[ 2021年12月20日 05:30 ]

第101回天皇杯決勝   大分1-2浦和 ( 2021年12月19日    国立 )

大分時代の高松大樹氏

 大分のOBで元日本代表FWの高松大樹氏(40)が、後輩の天皇杯準優勝をねぎらった。現在、大分市議会議員を務める高松氏は現役時代に大分でリーグ戦360試合に出場。クラブ初タイトルとなった08年ナビスコ杯(現ルヴァン杯)では決勝戦で先制ゴールを挙げ大会MVPに輝いた「ミスター・トリニータ」だ。

 まず今季の大分を「前半戦、守備が安定しなかった。主力の移籍で今まで積み重ねてきたビルドアップからのポゼッション、サイド攻撃が機能せず苦労した」と指摘。その中で勝ち上がった天皇杯の戦いぶりを、「準決勝で絶対王者の川崎Fに勝った。トーナメントやリーグ戦で成長した。今の状態を見ると本当にもったいない。J2に落ちるチームじゃないよな、と思う」と称えた。

 また、片野坂監督が大分で最後の指揮となった試合でもあり「感謝の気持ちで監督を送ってあげたい、というのも選手たちにはあったと思う」と、終盤に追い付く奮闘を見せた選手の気持ちを分析していた。

続きを表示

2021年12月20日のニュース