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昇格王手のJ2京都FWウタカ「ゴール取るのは仕事。残りもゴール製造マシンぶりを見せる」 2得点に笑み

[ 2021年11月14日 18:58 ]

明治安田生命J2リーグ第39節   京都3―1秋田 ( 2021年11月14日    サンガS )

<京都・秋田> 前半、先制点を決め喜ぶ京都・ウタカ(中央) (撮影・後藤 大輝)
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 京都が12年ぶりの昇格に王手をかけた。6試合ぶりの複数得点となる3得点。残り3試合で3位・長崎との勝ち点差「7」をキープし、次戦の岡山戦(20日・Cスタ)で勝利すれば自力昇格が決定する。

 まさに“ゴール製造マシン”だった。前半2分、FWウタカがMF川崎のシュートコースを変えて先制点。同点に追い付かれた同42分には巧みなトラップと切り返しで相手DF2人を翻弄した勝ち越し点を挙げた。「ゴールを取るのが僕の仕事だ」。J2得点王に輝いた昨季の22得点まで「1」に迫ったストライカーは「まずは昇格することだが、残り試合でも自分のゴール製造マシンぶりを見せるよ」と笑った。

 そしてダメ押し点を挙げたのが“古都のシンボル”だった。前半44分、ロングカウンターからFW宮吉拓実が右足一閃。12年シーズン以来9年ぶりの2ケタ10得点目を挙げ「(武田)将平が僕を見てくれていた。得点ができて良かった」と味方に感謝した。

 複数の2ケタ得点選手が出るのはクラブとしては19年以来2年ぶり。ウタカは「ミヤ(宮吉)とは互いに刺激し合っているんだ。試合前に“きょうは僕が2点、ミヤは1点”と冗談言ったら、ミヤは“オレが3点取るよ”と。それくらいに刺激し合っている」と良好な関係を口にする。

 「ミヤはキャリアハイが11点。そこを更新できるようにサポートしたい。僕も22得点を更新できるようにミヤから後押ししてもらいたいね」。2人が岡山戦でも得点を挙げれば、それだけ昇格も近づいてくる。

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2021年11月14日のニュース