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J2長崎FW玉田が今季限りで引退 日本代表で16得点のスピードスター 12月上旬に会見

[ 2021年11月12日 05:30 ]

今季限りの引退を表明したJ2長崎のFW玉田(写真は08年5月24日の日本ーコートジボワール戦でゴールを決めたシーン)
Photo By スポニチ

 J2長崎は11日、元日本代表FW玉田圭司(41)が、今季限りで現役を引退すると発表した。スピード豊かなドリブルと左足の精度の高いシュートを武器に、日本代表として、W杯には06年ドイツ大会から2大会連続出場。10年南アフリカ大会では、日本のベスト16進出に貢献した玉田は「3年間でしたが、長崎のサポーターの皆さんの温かさを感じることができました。本当にありがとうございました」とクラブを通じてコメントした。

 千葉・習志野高から柏入りし、99年にプロデビュー。06年から9年間在籍した名古屋では10年に13得点を挙げ、J1初優勝に大きく貢献した。本人の希望により、名古屋、長崎で背負った背番号「11」にちなんで11月11日11時11分に発表された。「これまでお世話になった柏、名古屋、C大阪、日本代表の関係者、ファン・サポーターの方にも感謝の思いを伝えたい。笑ってシーズンが終われるよう、毎日を楽しく過ごしたいと思っています」と玉田。今季終了後、12月上旬に記者会見を行う予定。

 ◇玉田 圭司(たまだ・けいじ)1980年(昭55)4月11日、千葉県出身の41歳。習志野高から99年に柏入り。名古屋、C大阪、名古屋と渡り歩き、19年からJ2長崎でプレー。J1通算366試合出場99得点。日本代表では、06年W杯ドイツ大会のブラジル戦でゴールを決めるなど、国際Aマッチ通算72試合16得点。 

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2021年11月12日のニュース