浅野11日ベトナム戦必勝へ「サイドからの攻撃、クロスボールからっていうのは一つ絶対に起点になる」

日本代表・浅野（左）
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　サッカー日本代表MF浅野拓磨（26＝ボーフム）が9日、11日のW杯アジア最終予選ベトナム戦（ハノイ）に向け、オンラインで取材対応。先月の同オーストラリア戦で決勝点につながるオウンゴールを誘発したストライカーは「今までやってきた積み重ねが、たまたまあの試合でああいう結果になっただけ。毎試合自分が“やったるぞ”って気持ちは常に持っているので、まずは次の試合に向けて良い準備したい」と力を込めた。

　4戦を終え、B組最下位のベトナム。5バックを基本としており、引いて守ってくる戦いも予想されるが、「スペースがなくても一つの動きで相手の背後は取れる」と自身の強みを強調。チームとしては「サイドからの攻撃、クロスボールからっていうのは一つ絶対に起点になる」とポイントを挙げた。

　自チームでは右サイドでの起用が多いが、代表では左サイドも経験。右利きの浅野にとって、ボールを受けた際に縦への突破も、中へのカットインも可能となる左サイドは「選択肢が多く持てるポジション」と好印象を抱く。DFライン裏への抜けだしを得意とする一方で、「足元で受けた後のオプションが増えることによって選択肢が増えると思う。自分のプレーもより良いものになってくる」と攻撃のイメージを膨らませた。