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Rマドリードが連勝で首位浮上 ベンゼマがクラブ通算CL1000得点のメモリアル弾を含めて2得点

[ 2021年11月4日 13:24 ]

欧州チャンピオンズリーグ1次リーグD組第4戦   レアル・マドリード2―1シャフタル・ドネツク ( 2021年11月3日    マドリード )

 FWベンゼマがメモリアル弾を含む2得点でD組首位浮上に貢献した。シャフタル・ドネツクを相手に前半14分の速攻で自ら相手ゴール前に駆け上がってプレスをかけると、FWビニシウスが相手DFからボールを奪って折り返し、これを簡単に決めて先制点。前身の欧州チャンピオンズ杯を含めてレアル・マドリードの大会通算1000ゴールという節目に名前を刻むと、1―1の後半16分には決勝点を挙げた。自身も含めて細かくつないで相手の右サイドを崩した攻撃で、最後は右からのパスを落ち着いて右足で蹴り込んでエースの役割を果たした。

 キャプテンマークを巻いた9番はマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ「いいプレーをする相手に厳しい試合だった。ベストの出来ではなかったかもしれないが、やるべき仕事は成し遂げた」と息をついた。

 格下相手に苦戦を強いられ、シュート数は13―13の同数。地元のファンからは不満げな口笛が吹かれた。ベンゼマは「3、4日おきに試合をするのは難しい。チーム全体が少しばかり疲れている。でも、時には勝たなければならないんだよ。たとえ醜い試合であってもね」と振り返った。

 最多優勝13回を誇るだけにファンからは結果とともに内容も求められる。アンチェロッティ監督も「観衆がハッピーでないのは理解できる。あまり攻撃的ではなく、試合はコントロールできていたものの、決定機は少なかった」と反省。ファンの反応は「口笛は我々を目覚めさせる意味でも時として悪くない」と受け止めた。

 第2戦でモルドバの伏兵シェリフに足をすくわれ、4試合を終えてようやくグループ首位に浮上。ここから真価を発揮していく。

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2021年11月4日のニュース