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湘南が7試合ぶりの勝ち点3 山口監督「初勝利」 決勝弾の山田は22日に他界した祖母に「捧げる」一撃

[ 2021年10月23日 18:53 ]

明治安田生命J1第33節   湘南2ー1横浜FC ( 2021年10月23日    レモンガススタジアム平塚 )

湘南の山口智新監督(Jリーグフォト提供)
Photo By 提供写真

 湘南が途中出場のMF山田直輝(31)の決勝ゴールで7試合ぶりの勝利。9月1日に就任した山口智監督(43)も6試合目で初勝利を飾った。後半18分にDF石原広教(22)がボールを奪われて失点、しかし33分に山田のクロスをFWウェリントン(33)が落とし、途中出場のFW大橋祐紀(25)が決めて同点。44分に右CKからFW町野修斗(22)がシュート気味に折り返したボールを山田がゴールに流し込んだ。

 サポーターに勝利を報告する間、石原広は号泣。山口監督は「言葉にならない」と第一声を放つと「チーム全体でつかみ取った勝利。感動している」と振り返った。6試合目での勝利については「6試合目とかは過去のこと。勝利したのがサポーターの前で、逆転で、横浜FCに、大事なところで勝てた」と、残留を争う直接対決に勝ったことを喜んだ。

 山田も「自分の良さを出せば結果につながると思っていた」と振り返る。22日に父方の祖母が亡くなり「僕のサッカーを見るのが大好きだった。空から見ていてくれたのかな。点が入ったのもチームが勝てたのもおばあちゃんが力を貸してくれた」と涙を浮かべた。

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2021年10月23日のニュース