×

鹿島、横浜下し暫定3位再浮上 荒木が先制弾、上田が追加点「一つでも上の順位へ勝ちに貢献したい」

[ 2021年8月28日 22:02 ]

明治安田生命J1リーグ 第27節   鹿島2―0横浜 ( 2021年8月28日    日産スタジアム )

<横浜・鹿島>前半15分、荒木がゴールを決め鹿島が先制(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 鹿島が伝統の一戦を制し、暫定3位に再浮上した。アウェーで横浜を2―0で下して2連勝。高卒2年目MF荒木遼太郎(19)が頭で先制ゴールを挙げれば、エースFW上田綺世(23)が右足で追加点を挙げた。5―3で制した5月の前回対戦に続き、“オリジナル10”対決を制した。

 “ハマキラー”ぶりを発揮した。まずは0―0の前半15分。右サイドを抜け出したMF土居のクロスに、MF荒木は「いいボールが来たので合わせるだけでした」と、頭で突き刺して先制のネットを揺らした。今季リーグ9得点目。元日本代表FW宇佐美貴史(29=G大阪)らに並ぶ、10代でのJ1通算11ゴールをマークした。

 さらに、1点リードの同30分。右サイドからスルーパスに抜け出したFW上田が、右足で2戦連続のゴールを挙げた。「一つでも上の順位へ行けるように、勝ちに貢献したい」と話していたように、今季8点目で自身23歳の誕生日を自ら祝福した。これで、横浜との直近の公式戦は6連勝。爆進中の相手にまたも土をつけ、上位に食らいついた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年8月28日のニュース