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プレミア6クラブのスーパーリーグ離脱をUEFAやジョンソン英首相らが支持

[ 2021年4月21日 08:42 ]

 Rマドリードやユベントス、マンチェスターUなど12欧州有力クラブが合意したスーパーリーグ(SL)が発表から48時間で崩壊危機を迎えた。イングランド・プレミアリーグの6クラブがSL構想から離脱すると英メディアが20日に報じた。

 18日に創設合意が発表されたSLには国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)などサッカー界にとどまらず、サポーターなど世論も猛反発。スポーツの枠を超えた社会問題に発展していた中で20日に英BBCがチェルシー離脱の動きを報じ、マンチェスターCが公式サイトで真っ先に離脱を表明。マンチェスターU、アーセナル、トットナム、リバプールも続き、チェルシーの発表も時間の問題となっている。

 離脱の動きをUEFAのチェフェリン会長は「彼らは集団に戻った。団結を再構築して一緒に前身することが重要」と歓迎。チェルシーやマンチェスターCのSL離脱への動きが報じられた段階でジョンソン英首相は「もし離脱が確認されれば、間違いなく正しいもので彼らを称えたい」と支持を表明していた。SL反対を訴えたサポーターの声が大きなうねりをつくったこともあり、元イングランド代表のガリー・リネカー氏は「我々はボールを取り戻した。人々のゲームが人々に救われた」という表現で決断を支持。バルセロナのDFピケは「フットボールはファンのもの。今日ではこれまで以上に」とSNSで発信し、アーセナルやチェルシーに在籍したMFセスク・ファブレガスも「よくやってくれた、フットボール・ファンよ。美しい競技はあなたたちなしには存在しない」とツイートした。

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2021年4月21日のニュース