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飲酒発覚の山辺 関東一に0―4大敗 全国出場も初勝利はならず

[ 2020年12月31日 13:44 ]

 第99回全国高校サッカー選手権大会が31日に開幕し、初出場の山辺(奈良)は関東一(東京B)と対戦し、0―4で敗れて初戦敗退となった。この日のスタメンは3年1人、2年5人、1年5人と1、2年生主体で構成された中、前半は粘り強い守備で持ちこたえたが、後半4分に先制点を献上。同6分に追加点を奪われ、その後もリードを広げられ、関東一のFW笠井にはハットトリックを許した。

 今月8日に、2年生部員10人が今年9月に寮内で飲酒していたことを奈良県教育委員会が発表。11月末から複数回の情報提供があり、学校が今月4日に全部員約40人に確認し、うち10人が飲酒を認めた。

 3日後の同11日に奈良県庁で記者会見を開き、全国大会は辞退せず従来通りに出場することを表明。飲酒した生徒は1週間の特別指導を受けることになり、結果的に10人のうち8人が出場を認められた。

 山辺高校サッカー部を管理運営するのが、ボスコヴィラサッカーアカデミー。サッカー部と、部員が生活する寮の管理運営をしている。

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2020年12月31日のニュース