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J最優秀若手にC大阪・瀬古 16年の井手口以来「ルヴァン杯ニューヒーロー賞」とダブル受賞

[ 2020年12月22日 05:30 ]

オンライン会見で「ベストヤングプレーヤー賞」受賞の喜びを語る瀬古
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 C大阪のU―23日本代表候補DF瀬古歩夢(20)が21日、Jリーグのベストヤングプレーヤー賞を受賞した。センターバックとして定位置をつかんだ今季は、27試合出場で1得点。リーグで3番目に失点数が少ないチームの堅守を支え、16年のMF井手口陽介(G大阪)以来、史上4人目となるルヴァン杯ニューヒーロー賞とのダブル受賞となった。

 「守備のところで自分の成長があったかなと思う。対人の強さや、状況の判断はうまくできた」

 C大阪では13年のFW南野拓実(現リバプール)以来の受賞。来季に向けて「セレッソとしてはリーグ優勝。個人としてはベストイレブンやMVP」と語り、中沢佑二と田中マルクス闘莉王に続く、日本人DFとして3人目の最優秀選手賞獲得を目標に掲げた。

 この日からU―23日本代表候補合宿が始まり、来夏には東京五輪が控える。「声をかけることや、チームの中でやるべきことをやることによって定位置が見えてくる」。成長著しい20歳が、来季をさらなる飛躍の1年とする。

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2020年12月22日のニュース