スペイン、ドイツに6発圧勝　欧州NL準決勝進出　新星FWトーレスがハットトリック

欧州ネーションズリーグ   スペイン6―0ドイツ （ 2020年11月17日    スペイン・セビリア ）

＜スペイン・ドイツ＞この試合でハットトリックを達成したスペインFWトーレス＝右（AP）
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　欧州ネーションズリーグは17日、各地で最終第6節が行われ、最高峰のリーグA・4組でスペインがドイツに6―0で大勝。勝ち点を11に伸ばして同9のドイツを逆転し、首位で準決勝（来年10月）に進出した。

　9月にスペイン代表デビューを果たしたばかりの新星FWフェラン・トーレス（20＝マンチェスター・シティー）が初のハットトリックをマークした。1―0の前半33分、こぼれ球を右ハーフボレーで豪快に蹴り込み代表通算2点目。3―0の後半10分にカウンターから2点目を決めると、同26分には低く鋭いミドルシュートを右隅に突き刺し、5―0として試合を決定づけた。試合後、記念のボールを手にしたトーレスは「ハットトリックはすべての選手にとって夢。しかもドイツのようなチームを相手に達成できるなんて本当にうれしい」と語った。

　親善試合を含めて4試合ぶりの白星に、ルイスエンリケ監督（50）は「このような素晴らしいパフォーマンスで、久しぶりに勝利できたことは重要。偉大な結果を喜びたい」。前半終了間際に右足を痛めて交代した主将のDFセルヒオラモス（34＝レアル・マドリード）は「歴史的夜になった。これでチームとしてさらに成長できる」と自身のツイッターに喜びを記した。