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マジョルカ久保建英が今季4点目 残留に望みつなぐ勝利に貢献 地元紙は最高評価

[ 2020年7月10日 09:36 ]

レバンテ戦の前半、攻め込むマジョルカの久保
Photo By 共同

 マジョルカの日本代表MF久保建英(19)が9日のホーム・レバンテ戦で、チームの勝利を決定づける今季4得点目を決めた。1―0の後半39分、ドリブルで持ち込み放った右足シュートは相手GKにいったんは弾かれるも、その流れ中で再びGKが弾いたボールを最後は左足でたたき込んだ。喜びを爆発させた久保は、そのまま味方ベンチに走りお辞儀ポーズを披露。残留に望みを繋ぐ、貴重な2戦ぶり勝利に貢献した。

 久保は4―4―1―1システムの右MFで11試合連続となる先発出場。ゴールほか前半30分にはカットインから左足でコースを狙った惜しいシュートを放つなどこの日も異彩を放った。交代でピッチを退いた後半41分まで攻守に積極的なプレーを見せ、地元紙も再び最高の評価。マルカ紙こそ全体で2位タイの2点(3点満点)だったが、AS紙はチームメートのスロバキア代表DFマルティン・バルイェント(24)ともに最高の3点を与えた。

 降格圏18位に沈むチームはこの2戦ぶり勝利で勝ち点を32にまで積み上げた。1試合消化が少ない17位アラベスとはこれで勝ち点3差。厳しい状況には変わりはないが、久保の活躍もあり逆転での残留へ何とか望みを繋いだ。

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