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反町新技術委員長、森保監督の「兼任問題」先送り

[ 2020年5月22日 05:30 ]

ウェブ取材に応じた新技術委員長の反町氏
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は21日、技術委員会を実施し、新技術委員長に就任した反町康治氏(56)がウェブ取材に応じた。東京五輪が来夏に延期され、懸念が高まる森保監督のA代表との「兼任問題」は議論されず先送り。現在は週1度の代表スタッフ会議にも参加しているという。

 W杯予選や五輪代表の日程が重なれば強化に支障が出る可能性は高いが、現時点では日程が不透明。兼任に関して「日程が分からないので何とも言えない。(A代表と五輪代表の日程が)重ならない可能性もあるんです」と話すにとどめた。一方、久保、堂安ら若手の突き上げが増えている点を「兼任のメリット」と評価した。

 またW杯16強の壁を破るべく代表強化、育成、指導者養成の三位一体に「普及」を加えた“四位一体”の重要性を強調。指導者が受けるリフレッシュ講習も、ただ聞くだけでなく会議形式にするなど改革案を挙げ「少し古い体制であることは間違いない。リノベートしていかなければ」と話した。  

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