浦和・丸山大輔マーチャンダイジング部部長 “ステイホーム”グッズでつながる心
再開を待つJな人々
浦和では看板グッズも発売目前でストップしたままだ。2月、湘南との開幕戦でエースの興梠がクラブ初となる通算100得点に王手をかけた。当然、グッズ担当は動く。マーチャンダイジング担当の丸山大輔部長は「開幕前から準備を進めていました」。メモリアル弾と同時に記念Tシャツ、タオルマフラーの販売を大々的に展開するはずだった。
新型コロナ禍は先が見えない。埼玉スタジアムでの物販、公式ショップも休止中。だがクラブ経営は止められない。唯一、事業として稼働するのがeコマース(電子商取引)部門だ。「ネットの通販は増やせる」と立花社長。企画会議では担当の枠も超え、全員で知恵を絞り合っている。試合がない今、グッズ販売がクラブとサポーターをつなぐ大切な手段だからだ。
この間、オンライン販売したのは玄関マットにエプロン、食器、プラモデル…本来、主力商品のユニホームやタオルマフラーなどに加え“ステイホーム”でも楽しめるラインアップが目立つ。丸山氏は「こんな状況だからこそ地域やサポーターに貢献できる商品を考えたい。クラブ史が詰まった25周年記念DVDもお薦めです」。スタッフもまた、コロナ禍と闘い、活路を見いだそうとしている。
昨年度、浦和のグッズ収入は2年連続で9億円を超えた。国内トップクラスだ。「本来は埼スタに来ていただき、あの雰囲気があって初めてグッズ販売もサッカーの一部になる。オンライン販売ではライト層の誘導も課題の一つ」と丸山氏。あの熱狂が戻る日まで地道な戦略会議を重ねる。興梠の記念グッズをキャンペーンできる日が一日でも早く訪れることを願いながら――。
◆丸山 大輔(まるやま・だいすけ)1970年(昭45)9月18日生まれ、東京都出身の49歳。法大サッカー部で主務を務め93年に浦和レッズに入社。強化、運営、広報担当を経て現在、マーチャンダイジング部部長。「グッズを通じてファン、サポーター、ホームタウンとクラブの心をつなぐ」が事業上のモットー。
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