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東京V、クラブ全体が活動休止 元Jリーグ事務局長の社長が声明「我々にできることは自宅で過ごすこと」

[ 2020年4月6日 16:00 ]

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)
Photo By 共同

 東京ヴェルディは6日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、J2の東京V、なでしこリーグの日テレ、およびアカデミー(育成部門)、サッカースクールとクラブ全体の活動を当面の間、休止すると発表した。

 東京Vと日テレについては19日まで活動を休止し、20日に全体トレーニングを再開。男女のアカデミーは19日まで活動休止期間を延長、スクールはすでに12日までの活動休止を発表していたが、5月10日まで活動休止期間を延長する。また、各カテゴリーのスケジュールは今後の状況に応じて変更の可能性がある。

 元Jリーグ事務局長の羽生英之社長(56)はクラブを通じて「感染経路が不明なケースも増えており、誰が、いつ、どこで感染してもおかしくない状況にあります。その中で我々ができることは、活動を休止し、生活に関わる最低限の外出を除いて自宅で過ごすこと。つまり、自分たちが感染しない、他の方に感染させない行動を取ることです」などとコメントを発表。

 「サッカーは、スポーツは、決してウイルスには屈しません。今できる限りのことを尽くし、またスタジアムでお会いしましょう。ファン・サポーターの皆様、パートナーの皆様、ホームタウンの皆様、スクール生と保護者の皆様、支えて下さる皆様と喜びを分かち合う日々は、絶対に戻ってきます。そのためにも、stay at home(家にいよう)で過ごしましょう」としている。

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2020年4月6日のニュース