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浦和・関根、V弾にホッ「ちょっとテンパってたんですけど、最後は気持ちでねじこみました」

[ 2020年2月21日 21:20 ]

明治安田生命J1第1節第1日   浦和3―2湘南 ( 2020年2月21日    BMWス )

<湘南・浦和>後半、浦和・関根はゴールを決め喜ぶ(撮影・西尾 大助)
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 明治安田生命J1リーグは21日、神奈川県平塚市のShonan BMW スタジアム平塚で湘南―浦和戦の1試合が行われて開幕し、浦和が激しい点の取り合いを3―2で制して開幕戦を白星を飾った。浦和の開幕戦通算成績はこれで9勝3分け14敗。同じく湘南は3勝1分け9敗となった。

 決着をつけたのはMF関根貴大(24)の左足だった。2―2で迎えた後半40分。左からの浮き球をペナルティーエリア手前の右サイドで受けると、そのまま進入。最後はDFの間を通して決勝ゴールを決めた。

 「ゲーム内容は決していいものではなかったと思いますけど、こうやって勝ち切れたことが一番良かったかなと思います」とホッとした表情を浮かべた関根。前半7分には2017年まで在籍した石原に先制ゴールを許し、興梠とレオナルドのゴールで2―1と勝ち越して迎えた後半20分にも昨季途中まで在籍した山田にゴールを決められて2―2の同点。後半28分にはVARの末にDF鈴木がハンドを取られるピンチに直面した。だが、湘南のキッカーを務めたFWタリクがクロスバーに当てて失敗。ドロー決着かと思われた後半40分に関根がもぎ取った決勝ゴールだった。

 「VARが導入されてから、相手も飛び込んでこれないと思ったので、あそこは冷静にゴール前まで仕掛けてゴールを決められたんで良かったです。ちょっとテンパってたんですけど、最後は気持ちでねじこみました」と関根。「本当にいいスタートが切れたと思っています」と笑顔を見せていた。

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