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荒堀謙次が引退発表 “セクシーフットボール旋風”野洲で全国V、乾貴士と同期の31歳

[ 2020年2月3日 15:30 ]

 J3讃岐は3日、昨季限りで契約満了により退団したDF荒堀謙次(31)が2019年シーズン限りで現役を引退すると発表した。

 滋賀県出身の荒堀は野洲高時代に元日本代表MF乾貴士(31=エイバル)と同期で、“セクシーフットボール旋風”を巻き起こした2年時の全国高校サッカー選手権で優勝を経験。同志社大を経て2011年に当時J2だった横浜FC入りし、その後、栃木、湘南、山形などを経て2018年から讃岐でプレーしていた。リーグ戦の通算成績はJ1が2試合0点、J2が144試合9得点、J3が19試合0得点。2019年シーズンはJ3で19試合0得点だった。

 荒堀はクラブを通じて「2019シーズンをもって引退することを決めました。これまでサッカーを続けてこられたのも周りからの多くの支えがあったからこそです。たくさんの方々と出会い、色々な考えを知り学ぶことができました。思い返せば小さなことから大きな出来事まで、語りきれないぐらいの喜怒哀楽を感じることができ、充実した時間を過ごすことができました。そんなプロ生活を離れてしまうのはとても寂しいですが、これまでの全てが僕にとっての大きな経験となり財産です。そしてこの決断に至るまで最後の最後まで悩み、たくさんの方々に助けられました。僕に関わるすべての方に感謝します、ありがとうございました」と引退を報告。

 今後については「地元・滋賀県でスクールコーチをします。これまでの経験を活かして滋賀県とサッカーへ貢献していきたいと考えています」とし、「横浜FC、栃木SC、湘南ベルマーレ、モンテディオ山形、カマタマーレ讃岐のファン・サポーターの皆様、いつも応援して下さりありがとうございました」と別れを告げた。

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2020年2月3日のニュース