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神戸FW藤本 成り上がり男が新国立で決めた 初タイトルに貢献

[ 2020年1月1日 16:32 ]

天皇杯決勝   神戸2―0鹿島 ( 2020年1月1日    国立 )

<天皇杯杯決勝 神戸・鹿島>前半38分、神戸・藤本がゴールを決める(撮影・大塚 徹)
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 成り上がり男が新国立でヒーローになった。天皇杯決勝の神戸―鹿島戦。前半18分、元ドイツ代表FWポドルスキの放ったシュートをGKが弾くと、目の前にいたFW藤本が右足で触って「新国立1号」となるオウンゴールを誘発する。同38分には、MF西のクロスをDFがクリアミスし、このこぼれ球を藤本が左足ダイレクトで流し込む。神戸に初タイトルをもたらす活躍だった。

 かつてJFLでプレーし、J3、J2、J1とひとつずつカテゴリーを上がってきた苦労人。今夏に大分から完全移籍で加入し、スター軍団の仲間入りを果たした。「(決断は)本当に難しかったけど、このチャンスを逃したら(オファーが)もう来ないかもしれない」。新天地ではケガもあり思うように出場機会は得られなかったが、最も重要な一戦で結果を残した。

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