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アントワープ・三好、五輪代表へ「1日、1日が勝負。チームで結果を出さないと」

[ 2019年12月29日 18:11 ]

成田空港着の航空機で一時帰国したU-22日本代表MF三好康児
Photo By スポニチ

 今夏川崎Fから期限付きでベルギー1部アントワープに移籍したU―22日本代表MF三好康児(22)が29日、つかの間の休暇を過ごすため一時帰国した。現在は右足首痛のため戦列を離脱中だが、順調に回復しているようで、年明けのスペイン合宿から合流できる見通しという。

 自身初の海外移籍で約4カ月が経過。初陣となった9月15日のアンデルレヒト戦ではいきなりゴールを決めるなど鮮烈デビューを飾った。長旅の疲れを見せながらも三好は「チームメートにはいろんな国の選手がいる。日本では味わえない経験が出来ている」と、充実した表情をのぞかせた。

 7月の南米選手権では1次リーグのウルグアイ戦で2ゴールを決めるなど活躍。世界に「三好」の名前を轟かせ、小さい頃からの夢だった海外移籍も実現させた。激動の2019年を左利きのドリブラーは「本当に自分の中でも転換期となった年」と振り返り、東京五輪も控える来年へ向け「あと数日で2020年になりますけど、オリンピックという大きな大会が目の前に来ている。ただ地に足を付けて、足元をしっかり固めながら活躍しないと出場はかなわない。1日、1日が勝負になる」と引き締まった表情で語り、「選んでもらえるようにチームで結果を出していかないといけない。あっちにいるとプレーの情報が(日本で)あまり出ない。毎回取り上げられてもらえるような活躍をしたい」と意気込んだ。

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2019年12月29日のニュース