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森保監督 V逸も「次の成長の糧に」と前向き 選手には「可能性を見せてほしい」と要求していた

[ 2019年12月18日 21:35 ]

E―1選手権   日本0―1韓国 ( 2019年12月18日    韓国・釜山アシアド )

<E-1選手権 男子 韓国・日本>後半、指示を出す日本・森保監督(撮影・大塚 徹)
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 サッカーの男子日本代表は18日、東アジア王者を決めるE―1選手権(韓国・釜山)最終戦の韓国戦に臨み、0―1で敗戦。通算2勝1敗で2013年以来3大会ぶり2度目となる優勝を逃し、韓国に3大会連続5度目の優勝を許した。8度目の大会開催で開催国が優勝するのは初めて。日本は女子のなでしこジャパンが前日17日に韓国を破って2010年以来4大会ぶり3度目の優勝を果たしたばかり。初の男女アベック優勝に期待が高まったが、実現しなかった。

 日本代表監督就任後、初のタイトルを逃した森保一監督(51)は「(試合の)入りのところで相手から圧力を受けるというのは予想はしてましたけど、そこのところで試合の流れも持っていかれたかなと思います」と“完全アウェー”の雰囲気を振り返りながらも「ただ、試合全体を通しては選手たちがシーズン終わってから疲れている中でなかなかチームとして準備できない中、最後まで戦い抜いてくれたので、悔しいですけど、また次の成長の糧にしていきたいと思います」と収穫も口にした。

 来年、23歳以下で臨む東京五輪世代を中心に国内組で臨んだ今大会。「この大会の結果と、そして選手たちには“可能性を見せてほしい”ということで話をしていた中、選手たちがいいトライをしてくれたと思います。2020年に向けて成長につながるように今回の経験を生かしたいと思います」。A代表と五輪代表の監督を兼任する指揮官は五輪のメンバー選考、底上げに向けてつかんだものもあるようだった。

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