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籾木、決勝PK決めた!「気持ちの強さが勝利に」2戦5発岩渕ら3人離脱のチーム救った

[ 2019年12月17日 21:39 ]

E―1選手権   日本1―0韓国 ( 2019年12月17日    韓国・釜山九徳 )

<E-1選手権 女子 韓国・日本>後半、PKを決める籾木(撮影・大塚 徹)
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 東アジア王者を懸けたE―1選手権(韓国・釜山)に出場中の女子日本代表「なでしこジャパン」は17日、最終戦で韓国と対戦。1―0で勝って3連勝を飾り、2010年以来4大会ぶり3度目の優勝を決めた。男子日本代表は18日に優勝を懸け、こちらも韓国と対戦。初の男女アベックVなるか、注目される。

 引き分けでも優勝が決まる状況だったが、スコアレスドロー寸前の後半43分、FW籾木結花(23=日テレ)が自らのシュートで相手ハンドを誘発して得たPKを自ら決めて決勝点を挙げた。

 籾木は「韓国戦っていうのは90分通して激しい戦いになるっていうのは分かっていたんですけど、自分たちがやりたいことがなかなか出せない中であのチャンスがあったので、それまで自分はチームに対して貢献できてなかったですし、得点でチームに貢献できたっていうところはすごくうれしいです」と満面笑み。

 DF土光真代(23=日テレ)、MF長谷川唯(22=日テレ)に続いて、この日の試合前には2戦5発の大黒柱、FW岩渕真奈(26=INAC神戸)がケガのためチームを離脱。「この短期決戦の中で3人ケガで離脱者が出たって中で、残された選手で勝たなければいけないっていう自覚が1人1人増えていったと思いますし、オリンピックに向けてこのアジアでは絶対負けられないという風にチーム全員で感じていたので、その気持ちの強さがこの勝利につながったのではないかなと思います」と胸を張った。

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