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堂安、堂々と欧州Lデビュー!FKに名乗り出てアピール

[ 2019年9月21日 05:30 ]

欧州リーグ1次リーグD組・第1戦   PSVアイントホーフェン3―2スポルティング ( 2019年9月19日 )

PSVからブンデス1部ビーレフェルトへ期限付き移籍する堂安(AP)
Photo By AP

 欧州リーグは19日に各地で1次リーグ開幕戦が行われ、D組でPSVアイントホーフェン(オランダ)の日本代表MF堂安律(21)は後半33分から途中出場。直接FKのキッカーを任されるなど存在感を示した。F組でEフランクフルト(ドイツ)のMF長谷部誠(35)とFW鎌田大地(23)は強豪アーセナル戦(イングランド)でともにフル出場も敗れた。

欧州リーグデビューとなった堂安は、短い出場時間ながら随所に持ち味を発揮。得点こそなかったものの左足でゴールを脅かし「楽しくて仕方がない」と新天地での日々に充実感をにじませた。

 後半33分から途中出場を果たすと、同41分の正面やや右からの直接FK。キッカーを志願した。「(事前に)キッカーに自分の名前は一切なかった」というが、臆することなく堂々と名乗り出た。ただ、シュートは壁に阻まれてしまい「あそこで見せつけられればよかった」と悔しがった。

 終了間際の後半アディショナルタイムには自陣で球を奪い、前方の味方につないで猛然と駆け上がった。ペナルティーエリア右でパスを受け、中へ切れ込んで左足を振り抜く得意の形でゴールを狙ったが、これはGKに惜しくも阻まれた。

 両親が観戦に訪れたそうで、「今日のユニホームをあげようと持って帰ってきた。思い出になるかなと」と笑顔を浮かべた。夏の移籍を経て欧州リーグデビューを果たした自身にとっても思い出となる一戦となった。

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2019年9月21日のニュース