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C・ロナウド「関心を示してくれなかった」父の「息子を誇りに思う」映像に涙

[ 2019年9月16日 20:36 ]

クリスティアーノ・ロナウド(AP)
Photo By AP

 セリエA(イタリア1部リーグ)のユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(34)が自身の父親について言及し、涙を流した。英テレビ局で17日に放映されるインタビューの内容を、16日付の英紙サンや地元紙メトロ(電子版)が先取りして報じた。

 C・ロナウドの実父であるディニスさんは、アルコール依存症の影響で2005年に52歳で他界した。C・ロナウドは「父のことはあまりよく分からない。酒浸りの人だったので、普通の会話をしたことがない。僕がナンバー1になっても関心を示してくれなかった。賞を受け取ろうと、まるで興味がなかった」と振り返った。

 しかし、自国開催となった2004年の欧州選手権の前にディニスさんが「息子を誇りに思う」とコメントしていた映像が流れると、C・ロナウドは「この映像は見たことがなかった」と告白。「誇りに思うと語ってくれた父親の声を聞けたのは大きな意味があるのでは?」とインタビュアーに質問されると、「たしかに大きな意味がある。このインタビューは面白いものだと思っていた。自分が泣くとはまったく予想していなかった」と目頭をおさえて涙を流した。

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2019年9月16日のニュース