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MF橋本、激しいプレスでフィルター役 快勝のパラグアイ戦で得た“反省と収穫”

[ 2019年9月6日 00:47 ]

国際親善試合・キリンチャレンジ杯   日本2―0パラグアイ ( 2019年9月5日    カシマ )

<日本・パラグアイ>前半、アルミロンと競り合う橋本(撮影・篠原岳夫)
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 日本代表は22年W杯カタール大会アジア2次予選前の最後の試合で、南米選手権8強のパラグアイに2―0で快勝した。MF橋本拳人(26=FC東京)は2ボランチの一角としてフル出場。2得点の起点となっただけでなく、守備では激しいプレスでフィルター役を担った。

 出場3試合目、少しずつ森保ジャパンにフィットしてきたという感覚はある。「森保監督のやり方を分かってきたし、やれたと感じる部分も少なくない。ただ、まだまだというプレーもあった」。定位置を掴むためにやることは山積みだ。

 橋本は「今までの意識でやっていたら上にはいけない。高い強度で90分戦うことが課題。相手は後半に勢いが出てきて、球際の強さや動き出しの速さはJリーグでは感じられないものだった」と反省と収穫を口にした。

 また、元同僚でスペイン1部マジョルカでプレーするMF久保建英(18)からは刺激をもらった様子。「向こうでの練習はキツいと言っていたが、同時にプレー強度は上がったと話していた。一緒にプレーして、FC東京の時よりスピードやキレが増していると思う」と話した。

 10日に22年W杯カタール大会アジア2次予選の初戦ミャンマー戦が控える中、不安よりも期待が大きいという。「いよいよだな、と。(選出されてない時は)見に行っていたし、あの舞台でプレーしたいと思っていた。少しでも貢献できればいい」。進化を続ける気鋭のボランチの新たな挑戦が幕を開ける。

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2019年9月5日のニュース