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U―22最年少17歳松岡 五輪&海外挑戦をアピール 「チャンスだし、きっかけになれば…」

[ 2019年5月29日 05:30 ]

6・1開幕 トゥーロン国際大会 ( フランス )

ゲーム形式の練習でボールを追う松岡(中)と小川(右)。最年少の松岡は東京五輪&将来の海外挑戦へアピールに燃える(撮影・大塚 徹)    
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 鳥栖のMF松岡が世界に殴り込みだ。6月1日から行われるトゥーロン国際大会に出場するU―22日本代表が28日に集合し、関東近郊でトレーニング。同日深夜に開催地フランスへ移動した。

 日本代表の森保監督も練習会場を訪れる中、最年少の松岡ははつらつとボールを追った。「東京五輪を目指しているし多くのことを吸収したい」。アマチュアでもプロの試合に出られる2種登録で今季はリーグ11試合に出場。戦える手応えを得ており、2階級の飛び級でも遠慮はない。

 U―22世代は主力組が南米選手権に選出されており、今回のメンバーはふるいにかけられる立場。一方で、各国のスカウトや代理人が訪れる大会でもあり、内外に自身の価値をアピールする格好の場でもある。松岡も「将来、海外でやりたい。この大会はチャンスだと思っているし、きっかけになれば」と意気込んだ。

 同じ17歳のFC東京MF久保はA代表に選ばれた。「自分はまだ比べられるレベルにない」と話すが、当然、意識はする。今回の遠征でどれだけ近づけるか。17歳は強い覚悟を胸に異国で大暴れする。 (古田土 恵介)

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