乾　地元で高い評価　２試合連続でマン・オブ・ザ・マッチ

スペイン１部第２７節   アラベス１―１エイバル （ 2019年3月9日 ）

　リーグ２試合連続のゴールを決めたアラベスの日本代表ＭＦ乾貴士（３０）が、地元で高い評価を受けた。

　９日にホームで、昨季まで３年在籍したエイバルを相手に右ＭＦでフル出場。後半１３分のロングカウンターで、絶妙なキックフェイントで相手ＧＫのバランスを崩してから、右足でゴールネットを揺らした。

　試合後、アラベスの公式ツイッターで投票されるマン・オブ・ザ・マッチに、今季初ゴールを挙げた前節ビジャレアル戦に続いて２試合連続で選ばれた。

　地元紙マルカ（電子版）は、乾の評価点に最高となる「３」を付けた。アス紙（電子版）は「乾を見ることは喜びだ」「ＧＫを座らせた完璧なマジシャン」「アラベスの日本人選手は袖から魔法の杖を引き出したようにフェイントをかけて、エイバルのＧＫドミトロビッチを地面に座らせ、その後、素晴らしいゴールを決めた」と報じた。