×

サラ選手搭乗機の機内に遺体 イギリス海峡の海底で発見

[ 2019年2月4日 22:07 ]

エミリアノ・サラ選手(AP)
Photo By AP

 イングランド・プレミアリーグ、カーディフのアルゼンチン人FWエミリアノ・サラ選手(28)を乗せた小型飛行機が1月21日に消息不明となった事故で、英BBC(電子版)など地元メディアは4日、墜落した飛行機の残骸がイギリス海峡の海底で発見され、機内で遺体が見つかったと伝えた。

 サラは1月19日にフランス1部ナントからカーディフへの移籍が決定。21日夜に軽飛行機でカーディフへ向かったが、英領チャネル諸島付近で消息を絶った。3日間の捜索後の24日に英領ガーンジー島警察は「機体、操縦士、搭乗者を発見できなかった。現時点で生存の可能性は極めて低い」と説明し、捜索を打ち切っていた。

 その後、サラのマネジメント会社が捜索資金をクラウドファンディングで募集。ナントのハリルホジッチ監督の支援などで2月3日から捜索を再開していた。捜索を行っていたデビッド・ミアンズ氏によると、水中音波探知機と水中カメラにより海底63メートル付近で残骸を発見。搭乗機の登録番号を確認したほか、同氏は「最も驚いたのは、飛行機の機体がほぼそのままあったことだ」と明かした。

続きを表示

2019年2月4日のニュース