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京都・伊藤社長 今シーズン総括説明会で謝罪 200人のサポーターから批判噴出

[ 2018年12月22日 21:11 ]

18年シーズン総括説明会で話をする伊藤雅章新社長(左)と細川浩三事業本部長
Photo By スポニチ

 「もっと本気になってください」――。約200人のサポーターから厳しい声が相次いだ。J2京都は22日、京都市南区で「18年シーズン総括説明会」を開催。約200人のサポーターが集まった中で、12月1日付で就任した伊藤雅章新社長(60)と細川浩三事業本部長(47)が出席した。今季は全42試合で12勝7分け23敗。J2で19位に終わり、一時は最下位に落ちるなど低迷した。冒頭で伊藤新社長は「J3陥落という危機にまで追い込まれた。申し訳ございません」と謝罪した。

 サポーターとの質疑応答では「具体的な策が聞きたい」「ブラック企業なのか?」「もっと本気になってください」「社長の熱意はサポーターに負けています」などと批判が噴出。Jクラブでの監督経験がない中田一三氏(45)が来季から指揮することについて「誰が中田監督を決めたのか?」という声も上がった。それに対して、伊藤社長は「(中田氏を)強化が連れてきて(自分が)いろんな人に相談しました。監督は私が決めました」と答えた。現在は社長自ら中田新監督と密なコミュニケーションを図っているという。

 予定時間を超える約2時間30分の説明会の中では、過去25年間で26度の監督交代があったことも反省材料としてクラブ側から説明された。かつては天皇杯優勝も達成しながら、10年シーズンにJ2へと降格してから、今季を含めた8年間をJ2で戦い続けている京都。なお、山中大輔前社長(61)は12月1日付で辞任している。

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2018年12月22日のニュース