大宮　ＰＯ１回戦は勝ちにいく！大前「自分のゴールで次に進めたら」

　２５日のＪ１参入プレーオフ１回戦で東京Ｖと対戦する大宮は２３日、非公開で戦術練習などを行った。

　Ｊ２最終戦で岡山に勝ち、東京Ｖや福岡が引き分けたため、圏外の７位から５位に浮上してプレーオフに進出。三門雄大（３１）は「今年はここで勝てばという試合をことごとく落とした。その中でプレーオフは奇跡に近い。失うものはない、ぐらいの気持ちでやりたい」と話した。

　三門は昨年、福岡の一員としてプレーオフを経験、戦い方は熟知している。引き分けなら順位が上の大宮が２回戦に進出するが、「独特の雰囲気がある。それが悪い方向に出なければ。０―０でＯＫだが勝ちに行きたい」勝ちに行かないと駄目だという。

　大前元紀（２８）は「４２試合のリーグ戦と違う緊張感がある。まずはヴェルディに引き分け以上でないと前に進めない。次の試合が大事」と気合を入れる。Ｊ２得点王になったが、「チーム勝つ事が大事だが、僕も点を取りたいと思っている。自分のゴールで次に進めたら一番いいと思う」と、自信を見せる。主将の菊池光将（３２）も「ホームでできるし、サポーターの力も借りて、しっかり戦いたい。平常心で戦えればいい」と、切り換えた。