×

神戸イニエスタ誕生も 5人フル活用の外国人枠どうなる?現所属の選手放出か

[ 2018年5月24日 17:16 ]

ヴィッセル神戸入団会見で契約書にサインし、三木谷会長(右)と握手をかわすイニエスタ(撮影・田中 和也)
Photo By スポニチ

 神戸はバルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)を完全移籍で獲得した。24日の会見ではイニエスタが「私の家族も日本に来られることを喜んでいる。クラブ、Jリーグがアジア全体に広まるように力を貸したい」と抱負を力強く語るとともに、楽天の三木谷浩史会長兼社長も「ヴィッセル神戸がアジアNo・1のクラブになることを目指すとともに、同選手の加入が、日本のみならず、アジア全体のサッカー界の活性化にもつながるものと期待している」と胸を張った。

 ただ、世界的スターの加入に喜ぶ一方で、決断を迫られるのが外国人枠の問題。すでに登録枠をフル活用していることから、イニエスタを登録するためには、現所属の選手を誰か1人放出しなければならない。

 現在、神戸に在籍している外国人は元ドイツ代表FWポドルスキに加え、韓国代表GK金承奎(キム・スンギュ)、韓国代表MF鄭又栄(チョン・ウヨン)、FWレアンドロ、FWウェリントンの5人。タイ代表のDFティーラトンはJリーグ提携国枠のため、放出の対象外となる。

 金と鄭は不動のレギュラー。今オフにJ2福岡から加入したウェリントンは開幕から出場機会が限られていたが、最近2戦3発と本領を発揮している。16年シーズンのJ1得点王であるレアンドロもケガからの完全復活に向かっている中、誰かが確実にチームを離れることになる。

続きを表示

この記事のフォト

サッカーの2018年5月24日のニュース