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信頼薄まった?ハリル氏 解任理由に疑問「3年間、何の問題もなかった」

[ 2018年4月28日 05:48 ]

ハリルホジッチ氏が緊急会見

贈られた花束とネクタイを手に感極まった表情で引き揚げるハリルホジッチ氏
Photo By スポニチ

 【ハリル氏に聞く】

 ――協会がどういう思惑を持って解任されたと理解しているか?

 「会長から言われたのは選手、コーチたちとのコミュニケーション、信頼が薄まったことでした。なぜか最後の遠征で弱まったようです。3年間、何の問題もなかったと認識している。疑問に思っているのは誰とのコミュニケーションだったのか」

 ――サポーターへメッセージを。

 「サポートしていただきありがとうございます。心から感謝している。一番素晴らしい試合、それはサポーターとの試合かもしれません。サポーターの心を得られたのが勝利ならば、うれしいことです」

 ――結局、解任された真実は具体的に何だったのか。

 「残念ながら真実を探しに来たと言ったものの、まだ見つかっていません。何人かの選手が不満を漏らしているというのは聞いています。本当に何か問題があったのだとしたら、会長が事前に問題が起こっていると言ってくれればよかった。西野さんも私にそういったことを事前に言ってくれればよかったのではないでしょうか」

 ――コミュニケーション不足という同じような理由で解任されたことはあるか。

 「初めて。今まで聞いたことがありません。コミュニケーションはあまりにも広い意味で、誰とどういうことでと逆に教えてほしい。W杯23人を選ぶのは、どこの国でもたくさんのあつれきが起こる。全て負けたとしても、W杯に出たということはポジティブなこと。そのW杯に出られるぞ、と全てが整いかけていた」

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2018年4月28日のニュース