Ｕ２３久保　五輪ＯＡ枠歓迎「強くなるためには必要なこと」

リオ五輪でのＯＡ枠活用を歓迎したＵ―２３日本代表ＦＷ久保

　ポルトガル遠征中のＵ―２３日本代表ＦＷ久保裕也（２２＝ヤングボーイズ）が、リオデジャネイロ五輪（８月４日開幕、ブラジル）での２４歳以上のオーバーエージ（ＯＡ）枠の活用を歓迎した。「チームが強くなるためには必要なこと。そこで、また新たな競争が生まれるので、チームにとってもプラスになる」と語った。

　日本協会関係者によると、ＦＷ招集の可能性が高く「ボールの収まるＦＷ」を探しているという。ケルンの大迫、Ｇ大阪の宇佐美らが候補に挙がり、久保には新たなライバル出現になる。本大会メンバーは１８人。ＯＡ枠を最大限活用すると、Ｕ―２３世代の選手は１５人と狭き門となるが、負けるつもりはない。

　今遠征では２３日に手倉森監督と個人面談。内容に関し「“おまえに話すことはない”と言われました。今後の日程の確認をして５分ぐらいで終わりました」と明かした。自身の前にはＤＦ岩波が約２０分面談。指揮官にとっては注文のつけどころがないのかもしれない。１月のアジア最終予選優勝後、所属クラブのリーグ戦では７戦２得点。「少し余裕というか自信をもってプレーできている」。万全の準備をしてＯＡ枠と定位置を争う。