久保　１アシストも「らしくないプレーを…たまにあるんですよね」

　ヤングボーイズ(スイス)のＦＷ久保裕也(２１)は４日、グラスホッパー戦でスタメン出場し、１アシストをマークした。試合は３－１で勝利。チームはリーグ４連勝で、２位グラスホッパーに勝ち点で並んだ。

　後半４０分までプレーした久保にとっては手応えと悔しさが交じる一戦だった。「良い動きはできていた。チャンスもいっぱいあった」。そう話す通り、２トップの一角として何度も起点となった。１－０の前半３７分には裏のスペースに抜け出し、相手ＤＦと競り合いながら左足でグラウンダークロス。スレイマニの追加点を演出した。

　ただ後半、押し込めば得点のシーンで痛恨のシュートミス。「らしくないプレーをしてしまった。たまにあるんですよね…」。ここまで公式戦３試合連続無得点。ゴールという結果をノルマに掲げていただけに、当たり損なった左足シュートを猛省した。

　同世代の南野(ザルツブルク)がＡ代表クラス入りを果たしたが「全く気にしてない」という。「結果を出せば自然と(A代表に)呼ばれると思うんで」。開幕から好調をキープし続けるストライカーは、１アシストに満足することなく、得点だけを強く求めていく。