×

武藤 ブンデス初弾&2点目も!全得点に絡む活躍で3―0勝利に貢献

[ 2015年8月30日 00:20 ]

ハノーバー戦の前半、移籍後公式戦初ゴールを決めるマインツの武藤
Photo By スポニチ

ブンデスリーガ マインツ3―0ハノーバー

(8月29日)
 29日に行われたブンデスリーガ第3節で、マインツのFW武藤嘉紀(23)がブンデスリーガ初ゴールを決めた。武藤はDF酒井宏樹の所属する本拠ハノーバー戦に前節と同じく4―4―2の2トップの一角として先発すると、前半15分に左足で移籍後初ゴール。さらに同29分にもヘッドで2点目を決めると、後半開始早々には相手DFのパスミスを誘いMFマリのゴールを“演出”。全得点に絡む大暴れで3―0の勝利に貢献した。また、DF酒井は前節に続き右SBでフル出場を果たしたが得意のクロスを大きくふかしてしまうなど目立った活躍は出来なかった。

 武藤は前半10分にポストプレーから味方のファーストシュートを引き出すと5分後、左サイドからの攻撃にペナルティエリア手前中央にポジショニング。中央でパスを受けたMFハイロに右手でサインを送ると相手DFの裏へと飛び出す。すると足元に見事なスルーパスが通り、すぐさま左足でシュート。このボールがGKの脇をすり抜け右ポストの内側に当たりゴールイン。記念すべきブンデスリーガ初ゴールに両手を広げながら喜びを爆発させた。

 この得点で勢いづいた武藤は同28分、ペナルティエリア内左でボールを持つと相手DFをドリブルで置き去りにし縦へ突破。中央にパスを送りMFクレメンスの決定機を演出した。その1分後には左CKのチャンスに味方のヘディングでの折り返しに反応。フリーでゴール前に飛び込み、ヘッドでこの日2点目をマークした。

 後半に入っても武藤の勢いは衰えず。開始早々から相手ボールにプレスをかけ続けると、これが相手DFのパスミスを誘い、ゴール前のMFマリへとボールが渡りGKとの1対1を確実にモノにし、追加点が決まった。

 試合は3―0のままマインツが勝利。2得点を決め納得の内容だった武藤はホームの大声援を受け後半41分にベンチへと退いた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年8月30日のニュース