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ハリル監督、新戦力をチクリ「真の代表定着にもっとトレーニングを」

[ 2015年8月5日 21:40 ]

<日本・韓国>ボールを蹴ろうとするハリルホジッチ監督

東アジア杯 日本1―1韓国

(8月5日 中国・武漢)
 2連敗で最終戦を待たずに優勝の可能性が消えた女子に続いて、男子も1―1でのドロー決着となり、大会連覇がなくなった日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(62)は「我々よりフィジカル的に強い相手だったので厳しい状態だったが、後半は少し得点のチャンスはあった。少し慌てた状況がなければ勝つ可能性もあった」と韓国戦を総括した。

 初招集したMF武藤雄樹(浦和)のデビュー最速弾で先制しながら逆転負けを喫した北朝鮮との初戦からスタメン5人を入れ替え。MF藤田直之(鳥栖)、MF倉田秋(G大阪)と代表デビュー戦となる2人を先発に抜てきし、2試合連続先発となったMF山口蛍(J2C大阪)の代表初ゴールで同点に追いつくなど意地も見せた。だが、結果は2試合を終え、いまだ白星なしの1分け1敗。男女通じて4戦で白星なしは危機的状況とも言える。

 欧州組を休ませ、新戦力で臨んだ今大会。ハリルホジッチ監督は「疲労はあったが、全員が最大限力を出してくれた」と評価しながらも「若い人たちが初めて代表としてプレーしたが、真の代表に定着するためにもっとトレーニングしてほしい」と注文を付けることも忘れなかった。

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