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J3初代王者に感激の金沢・森下監督「クラブにとって大きな功績を残せた」

[ 2014年11月16日 15:22 ]

J3第32節 金沢1―0琉球

(11月16日 沖縄市陸)
 敵地での琉球戦を1―0で制し、優勝&J2昇格決定。即座に、用意されていたチームカラーの赤いTシャツを着込んだ金沢の選手たちの笑顔が沖縄で弾けた。Tシャツの胸には「WE ARE GOING UP!」の文字が刻まれ、念願のJ2昇格が決まった喜びがにじむ。

 主将を務めるMF清原翔平(27)が「本当にうれしいの一言。石川からこんなにたくさんの人が来てくれて、優勝できた。感謝の気持ちと嬉しさ、両方です」と感激いっぱいの表情で話すと、0―0で迎えた後半21分に決勝ゴールを決めたDF阿渡真也(24)は「まさか自分が決めるとは思わなかったけど、決められて良かった」と安どの表情。

 左サイドバックの自身がワンツーで抜け出し、切り返しからクロスかシュートか微妙なボールでゴールネットを揺らした瞬間を「狙いました。キーパーが前に出ていたんで…狙いました!」と胸を張った。

 チームを率いて3年目で優勝と昇格を勝ち取った森下仁之監督(46)も「純粋にうれしいのと、ホッとしている。選手には感謝の気持ちだけ」と笑顔。J3初代王者の称号に「未来永劫、初代チャンピオンに名前が残る。クラブにとって大きな功績を残せた」と誇らしげだった。

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2014年11月16日のニュース